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すべての写真を見るオーシャンズが目指す“海が似合う”スタイルに、明確な定義はない。色、シルエット、素材……どれも重要ではあるけれど、“人となり”もまた外せない要素だ。
では、どんな人のどんな格好が、それを体現するのか。オーシャンズを知り尽くしたスタイリスト3名が、答えを導き出してくれた。
「海と日々付き合っているからこその味のある風合い」

クリエイティブディレクター 関田森彦さん●東京・南青山にて、アートスタジオとギャラリーを運営。歴30年以上を数える生粋のサーファーでもあり、今も波の状況を見ながら最低でも週一度は海に向かう。自宅は、宮島さんと隣同士だとか。シャツ18万9200円、パンツ10万7800円/ともにビズビム(F.I.L. オモテサンドウ 03-5778-3259)、Tシャツ5万7200円/ビズビム 03-5468-5424、その他私物
飾りっ気がなくてシンプル。海が似合うスタイルとは、そういうものだと思います。色はフェードしていて、素材は長く着続けたような風合いや、柔らかな表情が好ましい。
そんなスタイルが似合う人物像となると、近所に住む関田くんが真っ先に思い浮かびました。
初めて彼に出会ったのも海。いわゆるサーフィン仲間で、彼は一年中日焼けしていて、いつもそんな格好です。
その空気感を活かし、シルクを使った開襟シャツとジャーマンコード生地の5ポケットパンツで、普段の彼より少し上品にアレンジしました。
| 宮島尊弘さん 手掛けるミュージシャン、俳優は数知れず。葉山在住で、自身も“海のある生活”を長年実践している。サーフィン、キックボクシング、スキーなどをこなす多趣味な一面も。 |
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