大幅なマイナーチェンジで魅力が増したbZ4X

新型トヨタ「bZ4X」。従来型より目(ヘッドライト)周りがスッキリとして、よりロボットっぽさが増した感じ。
続いて「bZ4X」だ。2022年から日本でも販売されているが、そのマイナーチェンジ版がヨーロッパで公開された。
上記のC-HR+同様、57.7kWhと77.0kWhという2種類のバッテリーが用意され、2WDと4WDがある。73.1kWh仕様の航続距離は従来のヨーロッパ仕様と比べて約70kmの延伸となる573kmになるという。
足回りの見直しなどにより、遮音性が高まり、走行性能も向上した。
また、充電時のバッテリー温度をマネジメントする機能を標準装備。これにより、最適な温度で充電できるようになるので充電時間を短縮できる。
4WDモデルは1500kgまでのけん引が可能。
さらに駆動ユニットの改良や足回りの見直しなどにより、走行性能もアップ。こちらも今年後半からヨーロッパで販売される予定だ。
インテリアデザインは従来型より大きく変わり、C-HR+同様、シンプルになった。
きっと同じタイミングで、日本仕様のbZ4Xもマイナーチェンジが行われるのだろう。日本での売れ行きは正直、パッとしない同車だが、BEVの先進国ノルウェーでは今年1月にトップセラーになるなど、ヨーロッパでは堅調に売れている。果たしてマイチェンで日本でも巻き返せるか!?
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