【ルイスレザーズ】サイクロン


1953年にアメリカで公開された映画『ワイルド・ワン(邦題『乱暴者』)』にて、主演のマーロン・ブランドがルイスレザーズのライダースを着用していたことから、当時アメリカの若者たちの間で大流行し、デニムと並び不良の象徴として人気を博した。
1892年に誕生した、イギリス最古のモーターサイクルブランド「ルイスレザーズ」は、堤さんが溺愛するレザーブランドで、とっておきのアイテムが2着あるという。ますは、こちらのサイクロンだ。
「’70年代製のヴィンテージなのですが、赤でこれほどコンディションが良いものはまず見つからない。生地感も艶々でしょう? 学生時代から『ジョニー』の人たちが着ているのを見て『これを着られるような男になりたい』と憧れてたヤツだったんです」。

後に世界戦が決まったタイミングで、アメリカから輸送して記者会見で着用しました。赤はチャンピオンのカラー。絶対に勝つぞという気持ちで、試合に臨みたくて。それで負けたらダサいので、このときもある意味、背水の陣を敷いて臨みました」。
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