
オーシャンズ6月号ゴルフ特集のテーマである「○○×ゴルフ」の○○部分は、前記のとおり、坂口さんにとってはサーフィンである。ゴルフとサーフィン、このふたつを並行して続けることの意味とは。
「ゴルフとサーフィンはよく似ているんです。どちらも本質的には自分と闘うスポーツ。そしてともに“旅の要素”があるんですよね。
ゴルフは世界中にゴルフ場があり、サーフィンも世界中に魅力的なポイントがある。そのときその場所での新しい出会いがあり、新しいつながりが生まれることも多い。それがサーフ&ターフの良さだと思います」。
ゴルフと出会い、サーフィンと出会い、そして今、そのふたつをグッドバランスで楽しみ始めた坂口さんなのである。
「昔は短い板で、波を切り裂くように乗っていました。今はもうそんな体力はないので(笑)、長い板でクルージングするようなスタイルです。目指すのは、波と一体化するようなサーフィン。
サーフィンもゴルフも、年齢なりの楽しみ方があります。できれば生涯、サーフ&ターフを続けていきたいですね」。
坂口憲二●1975年、東京生まれ。99年、モデルデビューを経て俳優へ。芸能活動を休止していた2018年、自身のコーヒーブランド、The Rising Sun Coffeeを立ち上げる。2023年より俳優業を再開。4月14日スタートのドラマ『続・続・最後から二番目の恋』(フジテレビ系)で長倉真平役を演じている。
OCEANS 6月「トレンドよりも、スタイルを。」号から抜粋。さらに読むなら本誌をチェック!