小さなお猪口に甲羅酒、日本ならではの飲み方
日本酒に関して私が個人的に驚いたのは、やはり「お猪口(ちょこ)」でちびちび味わう文化。私の母国ラトビアでは、もっと大きめのグラスでお酒を飲むのが一般的なので、新鮮なスタイルでした。

ただ、この“小さな器”こそが実は危険な罠! 座ってゆっくり飲んでいると、ついつい何杯でもいけちゃうんです。立ち上がった瞬間に、「え、あれ? さっきまで平気だったのに、なんかフラフラ……ベロベロかも!?」という経験、ありませんか? 私は何度か見事にハマったことがあります。
もう日本酒の飲み方を全部わかったと思い込んでいた、5回目ぐらいの来日時の話。友人に海鮮料理のお店に連れて行ってもらって、私の大好物のカニ味噌を注文。
カニ味噌の入った甲羅へ日本酒を入れるという意味のわからない行為をする友人。薦められるままに飲んでみると……衝撃のうまさ。口の中に濃厚なカニ味噌と爽やかな日本酒の風味が広がり、素晴らしい組み合わせだと感じました。こんなお酒の飲み方、日本ぐらいしかないのでは?
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