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酒蔵発の日本酒宿で“お酒になりきる”癒し体験

先日、とある地方の酒蔵が経営する宿に泊まってきました。その名も、「うきは酒宿 いそのさわ」。これがもう、想像以上のワクワク体験だったんです。
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この酒宿、 “酔人の酔人による酔人のための宿” という独特なスローガンを掲げています。

酔人(よいびと)とは……
・日本酒文化が好きな人々
・酒場での交流が好きな人々
・酔うと熱くなる人々

そんな“酔人”たちが集まり、日本酒を心ゆくまで楽しむために用意された宿なのです。ここでは、チェックインからチェックアウトまで、飲み放題の日本酒を味わえるだけでなく、酒蔵を改装した宿で癒やしの時間を過ごせる、まさに酒のテーマパークです。
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特にサウナと日本酒の組み合わせは、私にとって衝撃的な体験でした。体を芯から温めたあと、冷えた日本酒を口に含む。その瞬間、体中に染み渡る日本酒の芳醇な香りと、サウナで開いた毛穴から流れ出す汗が、なんとも言えない快感を生み出すのです。

「いそのさわ」の過ごし方 〜酒米になりきる1日〜

精米
 宿へチェックインすると、あたかも磨き上げられた酒米のように“酔人”としての心得をレクチャーしてもらい、滞在中に使うマイ枡を手渡されます。
洗米
 特製の“醸造タンク”シャワーで身体を清めるのがいそのさわ流。洗面やシャワーに使われるのは、すべて蔵と同じ仕込み水という贅沢さ。
浸漬・蒸米
 続いて酒樽サウナでじっくり蒸し上げたあと、仕込み水の水風呂でクールダウン。外気浴を繰り返すことで、まるで発酵の準備が整っていく気分に。
酒母づくり
 酒粕石鹸や化粧水を使って、外側からも“発酵”の力を吸収。ここで体も心もいい感じにウォーミングアップ!
発酵&火入れ
 お待ちかねのウェルカム日本酒で乾杯すれば、“酔人”同士の会話がいよいよ加速。地元の日本酒を思う存分楽しむ時間は夜遅くまで続くことも。
貯蔵
 やがて夜が更けると、いつのまにか“倒れるように”就寝。たっぷり語り合い、たっぷり飲むのが酔人の醍醐味です。
調合
 朝にはサウナでリフレッシュして朝食を取り、前夜の“発酵”の余韻を体内でしっかりと調整していきます。まさに“酒米”としての最終仕上げ。
瓶詰め
 仕上がったお酒を“瓶詰め”するように、お気に入りの銘柄を現地で購入。旅の思い出をそのまま家に持ち帰れるのは、いそのさわならではの醍醐味です。
出荷
 そしていよいよチェックアウト。生まれ変わった“酔人”として、晴れやかな気分で宿を後にするのです。

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