
ソニーが開発に携わる。ホンダ「アシモ」の技術と連携。トヨタの秘蔵っ子的SUV……。
日本の車好きにとっては「もうすぐ会えると思っていたら、なかなか来ない」。そんな、いけずで楽しみな日本車がある。
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すべての写真を見る ソニーとホンダの共同作なのに、アメリカから先に販売!?

ソニー・ホンダモビリティ「アフィーラ1」。クーペ風デザインの4ドアセダンだ。
例えばソニー・ホンダモビリティの「アフィーラ1」。ソニーとホンダという日本の有名企業2社がタッグを組んで開発した電気自動車は、2023年のジャパンモビリティショー(旧東京モーターショー)でも公開されたアフィーラの、市販車だ。
あれから2年以上経ち、ようやく今年1月から8万9900ドル(約1350万円)というプライスタグを掲げて、アメリカで予約が開始された。
全長約4.9×全幅約1.9×全高約1.5mと、ホンダ「アコード」とほぼ同じサイズ。これなら日本でも取り回せるはず。
発表されたアフィーラ1を簡単におさらいしておくと、1回の充電での最大走行距離は300マイル(約483km)以上、40ものセンサーによる“ほぼ自動運転”な高度運転支援機能を備え、自然な会話であれこれ操作できるだけでなく、車と無駄話も楽しめて、独自のサウンドシステムとディスプレイを用いた没入感のあるエンタテインメントが味わえる……と、さすがはソニーとホンダ!な特徴が備えられている。
インパネ横一面にビシッとディスプレイが備わるインテリアは、かなり未来的だ。
そんなメイド・イン・ジャパンの大型新人は、日本でも2026年内の販売が予定されている。
今後、詳細な発売情報が発表されるというが、その凱旋帰国情報は、オータニさんの日本での開幕戦くらい、ビッグなニュースになるかも!?
アイコンがずらりと並ぶディスプレイ。映画、音楽、ゲームなど多彩なエンターテイメントが車内で楽しめる。
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