
復権著しいデニム界。なかでも春夏らしいムードを漂わせる1本といえば、ずばり薄色にフェードしたインディゴである。よく晴れた空のような青、そして薄く伸びる雲のような白いアタリ。その美しさを堪能しつつ少年っぽさを避けるには、少々のコツがあるようで。
【写真7点】「春夏デニムの組み合わせ例」の詳細を写真でチェック
① いい具合のイナタさが、ケミカルな色落ちと同調

ブルゾン、シャツ、帽子、眼鏡=すべて古着 デニム=ザ ホリック ヴィンテージ シューズ=グイディ
▶︎ヤスさんのスナップをすべて見るヤスさん(29歳)いわゆる“アメリカのおじさん的”イナタさを放出する、暖色系のチェックシャツと白いジャケットのコンビネーション。イヤミのないダンディズムが、カルチャー薫るケミカルな色落ちデニムに溶け込む。
ややフレアしたシルエット、裾の引き摺りを厭わないナチュラル感も玄人見えに貢献。サイズ感も巧みで、隙なくウマい。
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