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足操作が不要なトヨタのマイクロEV

トヨタ「FT-Me」。ヨーロッパの都市部での次世代移動手段として提案されたコンセプトカーだ。

トヨタ「FT-Me」。ヨーロッパの都市部での次世代移動手段として提案されたコンセプトカーだ。


一方、ヨーロッパではシトロエン「アミ」をはじめ、マイクロ電気自動車に注目が集まっているが、トヨタもついに参戦するのか!?

同社のヨーロッパ部門が今年3月に発表したコンセプトカー「FT-Me」は、全長2.5m未満のふたり乗りの電気自動車だ。

最大航続距離など具体的な数値は公表されていないが、大容量バッテリーを積む電気自動車より、消費エネルギーは1/3程度で済むらしい。さらに、ソーラーパネルを搭載することで、走行距離を20〜30km延ばすこともできるという。

駐車スペースの半分程度のサイズ。

一般的な駐車スペースの半分程度のサイズ。 


アミ同様、ヨーロッパの一部の地域では14歳から乗れるほか、FT-Meは車いすユーザーも運転できる。足でアクセルペダルやブレーキペダルを踏まなくても、ステアリング上ですべて操作できるからだ。
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デザインのモチーフはジェットヘルメットだそう。

デザインのモチーフはジェットヘルメットだそう。


さらに、「ティーンエイジャーとプロフェッショナルの両方にカスタマイズ可能なオプションを提供」するというから、海遊びや山遊びにも使えるオプションが用意されるかも。

C+podと比べてかなり未来的なインテリア。ぜひこのまま日本でも販売してほしい。

C+podと比べてかなり未来的なインテリア。ぜひこのまま日本でも販売してほしい。


トヨタのふたり乗りの電気自動車といえば、約4年で販売が終了してしまった「C+pod」(2020年12月から法人と自治体へ、2021年12月から個人向けにも販売し2024年8月に販売終了)があったけど、このFT-Meなら日本でもきっとウケるはず。

一度くらいの失敗にめげず、ぜひとも日本での販売を検討してほしい!
3/3

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