気の向くままにひとり旅に最適なワンルーム3輪車

グランデッド「グランデッドT1」。グランデッド社はアメリカのスタートアップ企業。
近所のコンビニはもちろんだが、近くの海や山へ、いや、全国を駆けめぐりたい、という日にも乗りたくなるのが、ヤドカリみたいなグランデッドの「グランデッドT1」だ。
eトライク(電動3輪車)で “部屋”をけん引する独創的なスタイル。エアコン装備で天井高が80インチ(約203cm)という、「RVボックス」と呼ばれるこの部屋には、2名が座れる&眠れるソファーベッドのほか、IHコンロ、冷蔵庫、シンクが備わる。
さらにオプションでトイレや屋外シャワーも付けられる。
部屋の広さは高さ80インチ(約203cm)×幅48インチ(約122cm)×長さ120インチ(約305cm)。
航続可能距離は1日分としては長過ぎるほどの最大150マイル(約241km)。これなら全国各地のキャンプ地や道の駅を点々と移動しながら日本一周するのも夢じゃない。
また、部屋の屋根にはソーラーパネルが備わるから、晴れた日にはエアコンやIHコンロの電力を稼ぐことができる。
照明からエアコンの温度設定、バッテリー状況などはすべてスマートフォンで管理できる。
家ほど快適か?と言われれば、否なんだろうけど、それがどうした! 旅はロマンだ! という方には魅力的な乗り物であることは間違いない。
最高速度15mph(約24km/h)だから、ぶらり旅には最適。
きっとこいつで全国各地を巡っていたら、SNSで話題になりそう。それくらい衆目を集める魅力的なeトライクだ。