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高橋尚子さんが金メダルを獲得したあのシーンに憧れて


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佐藤さんが初めてオークリーの存在を知ったのは、2000年のシドニーオリンピック。高橋尚子さんがマラソンの36km地点でかけていたオークリーの「M Frame」を沿道に投げ、スパートをかけて、金メダルを獲得したシーンを覚えている人もいるのではないだろうか。

「あのシーンをテレビで見て、初めてオークリーというブランドがあると知ったんです。当時は中学生だったので、オークリーは買えなかったけれど、憧れてノーブランドのサングラスを1本買ったのを覚えています」(佐藤さん、以下同)。

そして大学入学を機に、高橋尚子さんが着けていた憧れの「M Frame」を購入。このサングラスをかけて出場した出雲駅伝では1年生ながら、3人抜きの快走で区間賞を獲得。
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「このレースをオークリーの方が見ていて、そこからサポートをしてもらえるようになりました。だから、オークリーとの付き合いはかれこれ20年になりますね」。



そこから佐藤さんのオークリー愛はどんどん加速。競技用のサングラスは、基本的にはブランドから提供を受けられるが、佐藤さんはそれに留まらず、自らショップに足を運び、最低でも年に2〜3本は自腹でサングラスを購入している。

「ネットでいいなと思っても、実際かけてみないとわからないし、逆に似合わないかなと思ったものでも、かけてみたら意外と良かったりする。だからショップに行くのが楽しいんですよ」。

そのオークリー愛は深く、ブランドの広報が「いつでもショップで働けます(笑)」と太鼓判を押すほどだが、むしろ自宅がショップ化しているのが現状だ。



「ショップに行って、サングラスがば〜っと並んでいる光景って格好いいじゃないですか。だからオークリーのショップでいらなくなった什器をもらって、家でもディスプレーしています。もちろん手入れも怠りません。

レンズは油や汗、塩分によって劣化しちゃうので、特に競技用のモデルは1回走ったら、必ず洗ってからしまうようにしています。そうするとレンズの持ちが全然変わりますよ」。
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