“黒好き”にはたまらないニューバランス
国井 次はニューバランスの「1906」です。
小島 これは国井さんのところ(ミタスニーカーズ)と、うち(アトモス)と、ニューバランスジャパンだけで発売しているモデルですよね。
国井 はい、そうです。この「1906」はもはや定番としての扱いを受けているモデル。今回は、ミリタリーのトレーニングシューズからインスパイアされた素材感のアッパーになっています。
以前「580」で作ったマスターピースサウンド×オンブレ・ニーニョ×ミタスニーカーズのトリプルコラボのものと、実はサンプリングソースは一緒なんです。販路限定で、日本国内で展開します。
小島 でもこの「1906」は、国井さんがディレクションで入っているわけじゃないと。僕は「国井さんっぽいな」と思ってたんですが。
国井 はい、僕は(ディレクションに)入っていないです。
平 インソールとヒールカウンターの一部にシルバーを使ってますが、全体的には黒、ですね。
国井 元ネタになってるものも、まさにこういうカラーリングなんです。黒とシルバー。
平 “黒好き”にはたまらないカラーリングですね。
小島 すごくいいと思います。ほかにもう1色、オールシルバーも用意があります。
平 2万円ぐらいですか?
小島 そのくらいです。平くんは好きそうだよね。
平 うん。このアウトドアっぽい感じがいい。
国井 最近のニューバランスがすごいのは、同じモデルでも単なるカラーバリエーションではなく、モデル違いに見えるくらいの機能違い、素材違いの商品を用意している点です。
この「1906」も「ファントムフィット」というアッパーを使っていて、履き心地がずいぶん違う。純粋に「履いてみたい」と思えるスニーカーが多いんですよ。
平 今日はお題だから黒を着てるんですけど(笑)、普段はあんまり、黒は着ないんですよ。靴もそう。でもこの「1906」はかっこいいと思いました。
ちなみにこれも「1906」ですよね?(フォトグラファーの履いていたスニーカーを見せながら)同じモデルとは思えないくらい、全然違います。
国井 本当にそこが、最近のニューバランスのすごいところなんですよ。
平 アッパーが全然違いますからね。あ、このスニーカーはフォトグラファーに返却しないと。このあと撮影できなくなっちゃうからね(笑)。
3/5