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Jay-Zとビーフをしたラッパーたち

Jay-Zは比較的「冷静沈着」なイメージを持たれることが多いが、HIPHOPの世界では数々のビーフや衝突を経験してきた。彼と対立関係にあった(または話題になった)主なラッパーたちと出来事をざっと挙げてみると以下の具合だ。
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① カニエ・ウェスト(Kanye West)

友と敵、愛と憎しみの象徴的な関係。最近もカニエ・ウェストがXにて、繰り返しJay-Zを家族ごと蔑む発言をし、アメリカ国内でもかなり話題になっていた。

・長年にわたるコラボレーターであり兄弟のような存在だったが、カニエがライブでJay-Zを公然と批判(特にビヨンセと子供に関する発言)。

・Jay-Zはこれに対して距離を取り、「カニエは家族だけど、やりすぎた」と発言。
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・一時は完全に関係が冷え込んだが、その後和解の兆しもあり、2021年のアルバム『Donda』にて共演も果たしている。

・しかし、2025年現在カニエ・ウェストのXでのさまざまな問題発言の中にJay-Zの子供に対する問題発言で再び悪化し、Jay-Zが法的処置を取ることを考えていると発言。

解説動画はこちら!



② ナズ(Nas)

これが彼の中で最も有名なビーフ。ことの発端はJay-Zのファーストアルバムにナズを客演で迎えるオファーをしたが、それをナズが断ったことで確執が生まれたと言われている。

・2001年頃、互いのリリックで激しい攻撃を繰り返す。

・Jay-Zの『Takeover』、ナズの『Ether』はともにHIPHOP史に残る代表的なビーフ曲。

・当時は大まかに、Jay-Zは「ナズは落ち目」と煽り、ナズは「お前はBiggie(ノトーリアス・B.I.G. )のゴーストライターだ」などと反撃。

・数年にわたる因縁の末、2005年に和解。その後はステージでも共演するなど関係は修復をしている。


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