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すべての写真を見るグローバルで高い評価を得る頂上ブランドの面々が最高峰の素材・技術を駆使してプロダクトアウトした、今シーズンの傑作。
どれもベーシックな濃紺デニムだが、実は全て「メイド・イン・ジャパン」のファブリックを採用した逸品だ。
レガシーを継承しながら常に一歩前へと進化を続けるデニム。そんな新たな物語を紡ぐ一本をワードローブに迎え入れてみては?
[HERMÈS]素材に妥協なきメゾンによる“語らない”贅沢

馬具工房からスタートしたエルメスにとって、いわばレザー素材はアイデンティティ。またデニムにおいても革パッチは、メゾンの存在をアピールする顔となるディテールだ。
それを、はいたときには隠れてしまう内側に縫いつけ、表側はシグネチャーカラーであるオレンジのステッチのみ。
あえてデザインの主張を抑えることで、丁寧に織り上げられたジャパンデニムと端正なストレートカットを最大限まで引き立てている。

15万2900円/エルメス(エルメスジャポン 03-3569-3300)
語らず・てらわず・ごまかさず。素材にとことんこだわるメゾン、エルメスが日本製のデニム生地を選んでいる。それが答えなのだ。
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