③ 上品かつ主張十分なクレイジーパターンを味方に
スウェット=リー パンツ=J.クルー 靴=エスエーエス バッグ=モンベル
▶︎若木さんのスナップをすべて見る若木裕一さん(47歳)スウェット&Tシャツのシンプルレイヤーに、鮮やかなクレイジーパターンのパンツをさらりと。上品だけど主張十分。ブナンに終わらない大人カジュアルの好例だ。
落ち着いた印象のタッセルローファーとエネルギッシュなオレンジバッグで、異なるベクトルのアクセントを追加した点も巧み。文句なしで渋く、若々しい。

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40歳になったら道理が明らかになり、迷いがなくなることが理想とされた。いわゆる、孔子パイセンの不惑だ。ただし、ファッションは迷って楽しんでナンボ。齢45歳を超えればなおのこと、大人しいよりも格好いい大人らしさを目指し、精一杯(服で)遊ぶのだ!