バナナマン 設楽 統●1973年、埼玉県生まれ。1993年に、相方の日村勇紀とともにお笑いコンビ・バナナマンを結成。主な出演番組に「バナナマンのせっかくグルメ!!」(TBS)、「YOUは何しに日本へ?」(テレビ東京)などがあり、「ノンストップ!」(フジテレビ)では帯番組のMCも務める。古着との付き合いは高校時代から。上京後、古着は好きだったが金欠のため、東京・下北沢で掘り出しものを物色していた。
▶︎
すべての写真を見る芸人バナナマンの設楽 統さんがこの日着用したデニムパンツは、昨年末に購入したというリーバイス 501 66前期。
藤原 裕さんにすすめてもらったノンウォッシュのものを糊付けし、“儀式”を経てはいているという“完全ユタカ仕様”だ。
まるで先生と生徒のような関係のおふたりによる、貴重な対談をどうぞ!
「ユタカさんは先生。古着の知識だけでなく、普段のファションも全部参考にしています」
![[右]藤原 裕●1977年、高知県生まれ。99年にベルベルジンに入社。現在は同店店長としてショップを切り盛りするかたわら、ヴィンテージデニムアドバイザーとして幅広く活動している。](https://images.oceans.tokyo.jp/media/article/50640/images/editor/f69b9342c7e5dd0ddf07351c46db61edcdae7d74.jpg?w=850)
[右]藤原 裕●1977年、高知県生まれ。99年にベルベルジンに入社。現在は同店店長としてショップを切り盛りするかたわら、ヴィンテージデニムアドバイザーとして幅広く活動している。
設楽 全然覚えていないんですけど、初めてお会いしたのは確か共通の知り合いであるスタイリストなべちゃん(渡辺光さん)を介してでしたよね?
藤原 そうですね。毎週のように衣装のリースのためにお店にいらして。
設楽 ですよね。古着屋さんって、基本的に入りづらいじゃないですか。入っても何を買っていいかわからないし、店員さんが怖いっていう(笑)。
そんな感じだったからベルベルジンの本店に僕ひとりで行くなんて考えられないですし、ましてや地下なんてもってのほかですから。だから、最初は誰かと一緒に行ったのだと思います。
藤原 確かに、昔の古着屋さんは怖いイメージがありました(笑)。
設楽さん私物「30sヘッドライト カバーオール」。胸の変形ポケットとシルバーのチェンジボタンが特徴。こちらはカナダ製という説もある。
設楽 でもユタカさんは柔らかい。僕はそこまで古着に詳しくないのでいろいろ聞いちゃうんですけど、笑顔で優しく教えてくれますし。通わせていただくうちに、いつからか親しくさせてもらって。
ただここ数年で有名になりすぎちゃって、とんちゃん通りを一緒に歩いていると、ユタカさんのほうが芸能人みたい。
藤原 いやいや、とんでもないですよ(笑)!
2/2