
ブルゾンにデニムを合わせるスタイルは、アメリカじゃお決まり。それは過去のハリウッド映画の主人公たちが披露してきた着こなしからもよく分かる。彼らはファッションの教科書とするには打ってつけの素材だった。
令和の今はもう過去の話……と思っていたら、相変わらず鉄板コンビであることがスナップで判明。共通するのは、思い出に浸るのではなく、今の空気にしっかと寄り添う手順を踏んでいるってこと。
【写真8点】「ブルゾン×デニムの黄金コンビ」の詳細を写真でチェック ① ステレオタイプと一線を引く巧妙なアイテム選び

ブルゾン=ビームスプラス×エンジニアド ガーメンツ シャツ、Tシャツ、デニム=すべてビームスプラス シューズ=ビームスプラス×モト 眼鏡=アメリカンオプティカル バッグ=ポストオーバーオールズ ピアス=モト ネックレス、バングル、リング=すべて不明
▶︎山田さんのスナップをすべて見る山田広志さん(42歳)スタジャン風のブルゾンにデニム、チェックシャツ、インディアンジュエリーと、王道アメカジコーデを堪能。それでも新鮮に見えるのは、適度に肩を落とした、ナイロン素材のネイビーブルゾンの効果か。ブーツでもローテクスニーカーでもなく、さりげなくオーロラシューズ風の一足で可愛げを表現した小技も光る。

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