あの人気ダウンは、ユニクロ×東レの革新的技術による賜物

店頭の回収ボックスが象徴するように、ユニクロはサステナブルな取り組みに早くから注力してきた。始まりは、2001年にスタートしたフリースの回収＆リサイクル。その後、全商品に回収を拡大し、自社製品のリユース・リサイクルに力を入れてきた。2020年には、さらにこの取り組みを推進するべく「リ・ユニクロ」を立ち上げるに至っている。

このリ・ユニクロの取り組みのひとつが、回収した衣料を新しい服に生まれ変わらせる「服から服」へのリサイクル。その第1弾の商品として発売されたのが「リサイクルダウンジャケット」だ。

以来、リサイクルダウンジャケットは毎年発売され、2024年は5代目の商品が誕生。それが冒頭でお伝えしたホワイトマウンテニアリングとのコラボ作「リサイクルハイブリッドダウンジャケット」で、回収したダウン製品から取り出したリサイクルダウンが使用されている。

一番手前が2024年のコラボモデル。発売直後から独特なデザインのキルティングやシルエットが話題となった。