ここ最近の街角パパラッチで目を見張るのが、革靴の着用率の高さ。10年以上にわたってスニーカーが注目を浴び続けた反動からか、ブーツやモカシンシューズ、ローファーなんかに移行している人が多く見受けられた。
どの革靴でもアメカジど真ん中なこなしではなく、洗練されたシックな装いに合わせるのが彼らの流儀だ。
冬の街角で多く見られたこの現象は、しばらく続くと予想。春から初夏にかけて、このトレンドを先取りするなら、こんな1足はどうだろう。
「Wallabee Multi Raffia」2万8600円/クラークス オリジナルズ(クラークスジャパン 03-5411-3055)
クラークスからお目見えした新作「ワラビー マルチラフィア」。この春夏のシーズンテーマである「サマセット」を表現した1足は、彩り鮮やかなアッパーが特徴だ。
ではここで、今季シーズンテーマに掲げる「サマセット」とは何のことか? 少しお勉強を。
「サマセット」とは、クラークスが本社を構える創業地のこと。クラークスは、英国南西部サマセット州ストリートにて1825年に創業した。そう、今年で200周年を迎えるのだ。
それを祝うアニバーサリーモデルのひとつとして発表されたのが、コチラの「ワラビー マルチラフィア」。お馴染みの三角形のタブ「フォブ」をよく見ると、200周年の特別仕様になっている。
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