手付金を支払うサインをする瞬間……一本の電話が!
本来、バックパネルにある「MITSUOKA」の文字は木梨さんのカスタムによって外されている。
「バディが出たばかりの2020年頃、何だこの変な車は……!って目を奪われたんです。見た目がアメ車っぽいのに、中身は日本車でしょ。外車が壊れたら大変なのは痛感してたんで『いいじゃん、これ!』って」。
バディに目をつけた遠藤さんは、即行動に出た。
「世田谷の光岡にすぐ行ったんですよ。そしたら、ものすごい人気で『2年待ち』って言われて。それでも購入を決めて、手付金を支払うサインしようとした瞬間……とんねるずの憲武さんから電話がかかってきたんです」。
木梨さんの意思を受け継ぎ、バックパネルにあるべき「MITSUOKA」のアルファベットは今も未装着のまま。
木梨憲武さんと遠藤さんはプライベートでも交流が深く、「憧れの先輩」として真っ先に名前を挙げるほど。中2の頃からモノマネをしているとあって、ほぼ本人の声と口調でこう続けた。
「『なに、お前バディに興味あんの? 今、光岡いんの? じゃ、一旦こっち来いよ』って。すごいタイミングでしょ? お店の人に事情を話して謝って、すぐ憲武さんに会いに行きました」。
標準のバディには「Buddy」のロゴが装飾されてるリア部分に、「KC 60」の文字。木梨さんのカスタムで「Kinashi Cycle」の頭文字と、バディを購入した当時の年齢が示されている。
「憲武さんは早い時期にバディを手に入れたんですよ。だから、運転してると目立つ目立つ。顔を指されるのが嫌だっていう理由で、僕に譲ってくれたんです。まだ3カ月くらいしか運転してなかったんじゃないかな。
いや〜、光栄でしたね。今でも本当に光栄です。憲武さんからもらったバディを手放すことは一生ないと思います」。
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