
生地の厚さ次第では3シーズン活躍する万能選手、“ロングコート”。この冬も安定的支持率を誇り、その人気は春も継続すると見られる。
が、それ故に人と被りやすいのも事実。特にブラックはその傾向が強い。では、この定番アイテムをどう差別化すべきか。街角の洒落者たちに学ぶその極意。
【写真10点】「ブラックのロングコート」の詳細を写真でチェック
① 端正なコートスタイルに、あえて“デニム”という選択肢

コート=クール カーディガン=アワーレガシー デニム=リーバイス シューズ=ジーエイチバス 眼鏡=ディグナクラシック ネックレス=不明
▶︎レイさんのスナップをすべて見るレイさん(24歳)端正なダブルのコートを衒いなく纏う。これだけで十分サマになる。レイさんはそこにガラスレザーのキルトタッセルローファーをセット。中にはカーディガンも着込み、いずれもコートとの相性も抜群である。
白眉はやはりリーバイスだろう。スラックスではなく、あえてカットオフのブラックデニムを投入して程よい隙を作り出し、イヤミをすべて取っ払う。ゴールドネックレスもサングラスもすんなり馴染むってワケ。

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