とにかく軽くて気持ちいい
マムートのダウンフーディ

「過去にはレザージャケットなどを着て真冬の撮影に臨んだこともありました」と振り返る山本さんだが、現在はより実用的な仕事着選びにシフト。軽さと動きやすさを重視した、“仕事の流れを妨げないノンストレスなアウター”に信頼を置いている。
一昨年に購入したマムートの「メロン インサレーション フーデッド ジャケット」は、とりわけ軽量な作りに惚れ込んだ。極薄のリップストップナイロンに、グースダウン&フェザーフィリングを内包。まるで着ていないような錯覚を覚えるにもかかわらず、保温性はしっかり担保されている。
「もともとはバイクに乗るときに着るインナーダウンとして狙っていたんですが、実際に試してみたらこれ1枚で十分暖かい。とにかくめちゃくちゃ軽いのがポイントで、カメラを構える際も腕の上げ下げを邪魔しません。このナイロン、光に透過すると中身のダウンが透けて見えるほど薄い。一方でしっかりタフなんで、すごく安心です」。

「最初は黒が欲しかった」という山本さんだが、実物を見てこのカーキのモデルに心変わり。ロゴも含めて同トーンで構成された控えめなバイカラーは、合わせる服を選ばずオールマイティに活躍する。
「シェルの光沢も抑えめだし、落ち着いて見える。インナーにはサーマルかニットを選ぶことが多いですね。裾のドローコードを少し絞って、短丈っぽく着るのが好み。寒さが厳しいときには、この上からシェルを羽織ろうと思っていますが、その機会は今のところありません」。
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