別注でさらなる余裕を手にした
モンスターパーカ&ハッピージャケット
黒。清水さんが撮影時に着る服は、そのほとんどがブラック一色だ。理由は明確。「そのほうが写真に集中できるから」。気分的にはもちろん、撮影対象に色の影響を及ぼさないためレタッチの工数も減らせる。潔く、理にかなっている。
真冬のアウターも、当然黒い。防寒性に重きを置けば、4年ほど前に購入したというモンスターパーカ&ハッピージャケットが特にお気に入り。中目黒の老舗バンブーシュートの別注によって、さらなる風格を手にしたワイルドシングスのミリタリーアウターだ。

「PCUとかのウンチクにはあまり興味がないけれど、撮影で実物を見て“いいな”と思いました。定番モデルよりも身幅が広く、楽に着られます。だからインナーをたくさん着込めて、着膨れもしない。軽いし、着るというより“纏う”気持ち良さがありますね」。
そのありがたみを、長短ふたつのレングスで実感する清水さん。「スタジオと外の出入りや立ったり座ったりの細かい動きが要求される際はショート丈、長丁場のロケはロング丈」とシーンに応じて使い分けている。
3/3