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和菓子に洋菓子、ワインもあるコスパ最強のメーカー

ひとつの場所に和菓子と洋菓子、アイスクリーム、ケーキ、焼き菓子、ワイン、ドリンク、パンがあるなんて、考えられるだろうか? 期間限定のものもあるから季節の変化も感じられるし、毎日行っても飽きない魔法がかかっているような気がする。未だに驚いているのは、カゴがいっぱいになっても会計は数千円程度なのだ。日本企業の努力によって、ここまでできているのを見て応援したい気持ちになって、ついつい買い足したくなる。

ヨーロッパの洋菓子と和菓子が一緒に並んでいるのを初めて見たときは、相当なカルチャーショックを受けた記憶がある。「豆もある? どういうこと? お菓子店だと思って入ったのに!」と呟きながら店内をぶらぶらしていた。



きんつばや饅頭、塩豆大福、粒あんなどの不思議な食べ物がたくさん並んでいた。当初はもしかしたら飾り? と思いながら手で持ってじっくり観察した結果、これは間違いなく食べ物で、隣にシュークリームや生チョコレートもあるから同じジャンルなのだとやっと分かった。
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和菓子コーナーには一見すると地味な商品もあった。ジャムのようで違う。近くから見てみると丸っぽい豆がたくさん混ぜ込まれている。「これはなんだろう?」と考えていると、店員さんが「粒あんたっぷりのおはぎ」だと教えてくれた。

あんこたっぷり、むしろあんこに埋もれた人気商品「十勝小豆おはぎ」。

あんこたっぷり、むしろあんこに埋もれた人気商品「十勝小豆おはぎ」。


この和菓子コーナーにあるものは大体全部あんこが使用されていると聞いて、フランス社名のお店で日本の伝統的な和菓子もあるんだ! と大興奮だった。今では、おはぎについてる粒あんをパンに挟んだり、アイスクリームに乗せたりして最高に楽しんでいる。
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シャトレーゼでもマッシ流アレンジ

シャトレーゼの商品はそのまま食べて最高に美味しい! と思っているあなたに、より楽しめるマッシ流のアレンジを教えたいと思う。

乗せたり挟んだりするだけでここまで美味しくなるなんて、未だにびっくりする。シャトレーゼで買い物をしながら、日本食の好きなところはやっぱり「自由さだ」と改めて感じさせられる。そして、企業のアレンジ力や進化も世界トップクラスだといって過言ではない。

① 「メロンパンorシュークリーム+粒あんと生チョコ」の異色コンビ




パンコーナーにあるメロンパンに、粒あんと生チョコを挟めば言葉にならないほどうまい。ちなみにシュークリームの上の部分を切って少し粒あんを入れるアレンジもおすすめ!
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あんこのグッと来る甘みとフレッシュなカスタードクリームはなぜか新しい食感にもなる。おはぎはそのまま食べることより、粒あんを取っていろんな商品に組み合わせるといい。



生チョコレートやオレンジチョコレート、チョコレートを使ったラスク、ワッフルなどもちょうどいいサイズだしチョコレートのこだわりも感じられる。

② マッシがハマり中の「バウムクーヘンアイスに濃厚なプリン」



最近ハマっているのは、「バウムクーヘン&バニラアイス」の上に「特濃生クリームプリン」を乗せて食べる組み合わせ。



ひと口ずつ食べるたびに、贅沢感と爽やかな味が生まれる。食べているうちにアイスクリームが溶け出してきて、食べ応えがアップする。

③ 最強の和コンビ「よもぎ団子+黒みつきなこアイス」



和のアレンジだと、黒みつきなこアイスとよもぎ香る粒餡団子のセットは最強の和菓子になる。アイスが溶けているところに団子をつけたりするのはクセになる。ほかにも黒みつきなこアイスはメロンパンに挟むのも和と洋のコンビに感動する。

④言葉を失う美味しさ「ビスケットワッフルor生チョコ大福+バニラアイス」





ビスケットワッフルに、バニラアイスを乗せたり挟んだりしても新発見がある。チョコがかかった部分との相性も抜群だ。残ったバニラアイスに生チョコ大福を入れて軽く混ぜれば、アイス生チョコ大福に変身して言葉を失うほど美味しい。



日本の企業だから和菓子だけでしょ? と決して思わないように! チョコレート商品からケーキまで、フランスやイタリアに負けないほどクオリティが高くて、甘すぎず食べやすい。そして、食べたあとに罪悪感がないのが、僕にとってとても大事だ。

シャトレーゼは安いから行くのではなく、自分らしい楽しみ方ができるからこそ通いたくなる。アレンジと組み合わせも考えながら店内を回れば、新しい味覚と出合えるはずだ。みなさん、自分にピッタリのシャトレーゼのお菓子を作ってみていかが?

▶︎マッシさんの公式Xはこちら!

マッシ=写真・文 池田裕美=編集

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