③ 「エクストリーム カシミア」のスウェットライクなニット

ニット=エクストリーム カシミア パンツ=コム デ ギャルソン・オム プリュス ジャケット=OAMC ブーツ=レッドウィング 帽子=シュプリーム サングラス=アイヴァン 7285
大溝 大さん(39歳)ファッショニスタがしのぎを削る激戦区、青山の地でひときわセンスが光る装いで目立っていた大溝さん。OAMCのレアなノーカラージャケットにコム デ ギャルソン・オム プリュスのウールパンツ。ガチガチモードな着こなしを良い意味でラフに見せてくれているのが、インのエクストリーム カシミアのグレーニットだ。
モンゴル産の滑らかでラグジュアリーなカシミアを使用しつつ、オーバーサイズで裾はロール仕上げ。スウェットのように気楽に着られるデザインが洒落ている。



エクストリーム カシミアはオランダ、アムステルダム発のニットブランド。デザイナーの2人は元ジョゼフの同僚同士というから、ミニマムでモダンなデザイン性にも納得できる。
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そもそも“粋”という言葉が生まれた江戸時代に流行していたのもグレーやブラウンといった一見地味な色。重要なのはその着方だった。違いがわかるいい大人だからこそできるコダワリで、現代の粋を追求しようじゃないか。