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初代をリスペクトして生まれた、サーフ仕様の4ランナー

トヨタ「4ランナーTRDサーフコンセプト」。写真はトップを取った状態。

トヨタ「4ランナーTRDサーフコンセプト」。写真はトップを取った状態。


もう1台もトヨタのピックアップトラックに見えるが、実はベースはトラックではなく、SUVのトヨタ「4ランナー」。上の写真はトップを取った状態のスタイルだ。

4ランナーの初代といえば、ピックアップトラックのハイラックスにキャノピー(荷台を覆うカバー)を付けたハイラックスサーフ(現地名は4ランナー)。つまり、この「4ランナーTRDサーフコンセプト」は、先祖返りモデルということになる。

こちらがトップを装着したスタイル。この状態でもルーフにショートボードを積めるようだ。

こちらがトップを装着したスタイル。この状態でもルーフにショートボードを積めるようだ。


初代4ランナーが、80年代の南カリフォルニアのビーチで定番車であったことを知る開発チームは「究極のビーチクルーザー」を目指して、後席の天井まで取り外し可能なルーフを2025年型4ランナーに装着。

また4ドアのボディを2ドアに改造し、助手席を倒して後席へアクセスしやすいよう、ボディを2インチ(約5cm)拡張した。

リフトアップやアンダーガードの装着など、ビーチクルーザーとしての悪路走行性も備える。

リフトアップやアンダーガードの装着など、ビーチクルーザーとしての悪路走行性も備える。


こうして初代の精神が宿る、最新型4ランナーが完成。太陽が降り注ぐ砂浜がよく似合いそうなモデルだ。

インテリアは耐候性のある素材が採用されるとしている。

インテリアは耐候性のある素材が採用されるとしている。


今のところ市販の予定はなさそうだが、これで国道134号をワイワイやりながら走ってみたいなぁ、なんて思った日本人はきっと多いはず。是非とも日本での市販化を熱望したい。


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