大人はラグジュアリーな服と、どう向き合うべきか。
ビッグなロゴを全否定するわけではないけれど、押し出し感が強すぎると嫌みっぽく見えるリスクがあるため、主張は控えめに、あくまでさりげなくコーデに組み込むのが吉。
いわゆる“クワイエット・ラグジュアリー”を自然体で実践する街の洒落者3名を見てわかったのは、ジル サンダーを定番色でまとめれば、間違いない! これが結論だ。
【写真6点】「匿名的だけどラグジュアリー。その本命はジル サンダーだった! 定番色でまとめた3人の実例」の詳細写真をチェック ① 王道のGジャンスタイルに品格が宿る
パンツ=ジル サンダー ジャケット=サカイ カットソー=エイチ ビューティー&ユース スニーカー=アディダス オリジナルス 帽子=ニューエラ メガネ=タートオプティカル バッグ=エンダースキーマ 腕時計=カルティエ
のうみたろうさん(42歳) まさに自然体。ブルーGジャンに黒パンツ。それだけ。いや、それだけだからこそ、個々のアイテムのセレクトや着こなしの妙が際立ってくるのだ。
さらっと羽織ったGジャンのサイジングやパンツの丈に注目してほしい。ここがきちんと計算されているので、シンプルなスタイルの完成度が高まり、ぐっと洗練されて見える。
白いカットソーが見える分量もパーフェクト。パンツと同じく匿名的なゴールドブレスとカルティエの腕時計で大人の品をさらに増しているところも見逃せない。
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