クリーンディーゼルなら、日本にはマツダがあるじゃないか!
マツダ「CX-80 XD」(4WD・7人乗り)/16.9km/L(WLTCモード)、XDハイブリッド/19.1km/L(4WD・7人乗り)
モーターの力を借りなくても燃費の良いエンジンと言えば、ディーゼルだ。
多くの輸入SUVにも採用されているが、ここは日本。クリーンディーゼルを10年以上前から作り続けているマツダから、最新モデルのCX-80を紹介しないわけにはいかないだろう。
燃費が良くて、トルクがあるから加速が良く、ガソリンより安い軽油を使用(ちなみに資源エネルギー庁による2024年12月18日の調査では、軽油はガソリンより約20円/Lも安い)。
そんなディーゼルエンジンが3.3Lの排気量で、4WDの、全長約5m&車両重量約2tという巨艦を16.9km/Lで走らせてくれるのだ。同じく3.3Lディーゼルを搭載するトヨタ「ランドクルーザー300」が9.7km/L(全長約5m、車両重量は約2.5t)であることを考えると、マツダの魅力を再認識できるだろう。
最近のマツダ車はインテリアの質感が高いのも魅力のひとつだ。
またCX-80は同社のフラッグシップだけに装備も充実している。さらに3列シートを備えるので6〜7人乗ることもできるし、3列シートを倒せば荷物をたっぷり載せられる。
もっと低燃費を求める人には、小型モーターのついたマイルドハイブリッド車(XDハイブリッド)もある。こちらは4WDのみで19.1km/L! ただし、車両本体価格で約100万円高くなるのが悩ましいところか!?
4/5