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2024.12.25

ガソリンがまた値上がり!? でも本格SUVに乗りたい漢に贈る、低燃費と楽しさを両立する5台



今月、いわゆる「ガソリン補助金」の縮小によって、また来年1月頃からガソリン価格が上がる見込みというニュースが飛び込んできた。これを機に、燃費の良い車へ乗り換えを検討する人も多いだろう。

とはいえ、遊びから買い物までSUVで済ませていた人には、今さら軽自動車やコンパクトカーといった単なる低燃費車じゃあ物足りないという御仁も多いはず。そこでオーシャンズ的“燃費の良いSUV”を選んでみた。

早速紹介していこう。

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F1から生まれた輸入車唯一のハイブリッドシステムを搭載

ルノー「アルカナ E-TECHエンジニアード」/22.8km/L(WLTCモード)

ルノー「アルカナ E-TECHエンジニアード」/22.8km/L(WLTCモード)


輸入車のハイブリッドといえば、大容量のバッテリーを備えて外部からの充電ができるPHEV(プラグインハイブリッド)か、小型バッテリー&モーターでエンジンの黒子に徹するMHEV(マイルドハイブリッド)が定番。

しかしルノー「アルカナ」だけは唯一、日本車同様のHEV(ハイブリッド。ここではフルハイブリッドとする)を搭載する。

実はPHEVやMHEVよりフルハイブリッドは仕組みが複雑で、だからトヨタやホンダといった日本メーカーのお家芸だったのだが、そこにルノーが「できたよ!」と加わったというわけだ。しかもF1の技術を活用して。

F1由来の独自のフルハイブリッドシステム「E-TECH」は、燃費の良さもさることながら、国産フルハイブリッドとも味わいの違う、俊敏なアクセルレスポンスをはじめとした、走る楽しさまで備えている。さすがはF1から生まれたハイブリッド、なのだ。

(cap) 先進運転支援機能を装備。9.3インチディスプレイはスマートフォンとの連携も容易だ。

先進運転支援機能を装備。9.3インチディスプレイはスマートフォンとの連携も容易だ。


カテゴリー的にはプジョー「3008」あたりがライバルになるのだが、クーペスタイルを実現するため全長は3008より100mm以上長く、トヨタ「RAV4」なみの約4.6m。それでも日本の道でも十分取り回しやすいサイズといえるだろう。

一方で2WD(前輪駆動)しかないため悪路をガンガン、というわけにはいかないが、最低地上高はRAV4なみの200mmもあるから、一般的な街乗りSUVよりも雪道の轍をまたいで走れる。普段の買い物から週末の遊びまで、十分使える一台じゃないだろうか。


2/5

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