“本物志向”なロールスロイスのミニチュアカー
「ロールスロイス・カメオ」。
最近は木目をプリントした木目調パネルも、本物と見紛うような出来映えだが、やっぱり幼い頃から本物に触れることで、審美眼が養われる。
木目調と木目の違いがわかったほうが、もしかしたら人生は豊かになるのでは? そんな提案まで透けて見えてきそうな、 “本物”のミニチュアカーをロールスロイスがリリースした。その名は「ロールスロイス・カメオ」だ。
オークとアルミニウムの質感を手ざわりでも実感できる。
同社の創業初期のオープンカーをモチーフにしたというそのスタイルも美しいが、素材や構造は、ロールスロイスの車と似ているのだという。
素材はオークの無垢材と、磨き上げられたアルミニウム。オークのボディをアルミのシャシーに磁石で取り付けるのだが、この工程は手づくり作業の多いロールスロイス社の組み立て工程を模倣したのものだと同社は語る。
部屋の調度品としても洒落ている。
また内装はロールスロイスの特徴である「グレースホワイト」の色調で塗装され、ホイールには、タイヤが回転しても「RR」が垂直を保つセンターキャップが備わるなど、ロールスロイスらしさがちりばめられている。
このように分かれているパーツを組み立てる。
ロールスロイスのショールームとプライベート・オフィス・ブティックで購入可能。公式ホームページには「価格はお尋ねください」となっている。
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