創作活動に欠かせない“移動”を託せる唯一の選択肢「デリカD:5」
一般的に「本」というのは、流通に乗せるために形状などで制約があるもの。
今でこそ、配信によって流通を飛び越えた存在にもなっているが、“紙の本”は自らが設けた制約に縛られてしまっている状態ともいえる。
太田さんが提唱する「ブックアート」は、その制約を取り外し、自由な発想で本が持つ新たな可能性や存在意義を模索するものだ。
現在太田さんは、緑豊かな長野県御代田町のアトリエを中心に活動をしている。デジタル社会では存在しない独創性と温もりを感じさせる数々の作品は、豊かな自然に囲まれた環境でこそ創出されるアートなのかもしれない。
「ブックアート」と並行して力を入れている「林業芸術」は、培った林業の技術を用いて美しい森づくり・山づくりをする活動。木々を剪定・伐採し、人にも自然にも優しい環境づくりを目指す活動でもある。「デリカD:5なら、一般的なミニバンではたどり着けない険しい山岳地帯でも走破できるロードクリアランスと力強い4WD機構があるので頼れるんです」(太田さん)。
移住のきっかけは、軽井沢のセゾン現代美術館で開催された展覧会「都市は自然」(2020年)に出展したことだ。作品に使用する紙や木材の探究もあり、場所は軽井沢より湿度の低い御代田へと決めた。
「創作活動の拠点は御代田町になりましたが、冬は凍結するほど寒い環境です。また山の整備(林道芸術)で、現場まで林道を走るのが日常になっています。
その道中を、高い悪路走破性を持ち、安全かつ快適に移動できるパートナーの条件を考えると、本当に『デリカD:5』一択だったんです」。
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