長い付き合いだ。だからこそか。リーバイスといえばどうしても「501」や「505」のイメージが根強い。しかし無論、シルエットはより取り見どり。多様化はとっくに進んでいる。
永世定番をあえて王道からズラし、“ゆるダボ”で楽しむ。それだけの手間でキング・オブ・デニムの安定感はそのままに、ガラッと味変できる。冬コーデのバリエを増やすべく、街角の好サンプルを拝見。
【写真8点】「リーバイスを“太め”で選んだ大人コーデ」の詳細を写真でチェック ① 往年アメカジを“ゆるダボ”シルエットでアプデ
インナー=ユニクロ ジーンズ=リーバイス スニーカー=アディダス リング=カルティエ
▶︎川上さんのスナップをすべて見る 川上拓磨さん(29歳) 色は常道のレギュラーインディゴ。トップスやスニーカーに暖色系のアイテムを選び、胸元の空いたユニクロのインナーを挿す。そして肩まで伸びたウェーブヘアでダメ押し。往年のアメカジスタイルの完成である。
それでもフレッシュに見えるのは、やはり“ゆるダボ”系リーバイスが生み出すシルエットの賜物だろう。
裾の溜まりは“程よく”で留め、裾も引き摺らない。若々しさと大人の品を携えたグッドサンプルである。
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