
トーナルカラーが大人たちの着こなしのポイントに浮上して久しい昨今。なかでも、大人っぽく仕上がるオールブラックは、2024-2025年のトレンドとしても押さえておきたいカラーコーデである。
では、単純に黒いアイテムだけで全身をかためればいいのか? というと、どうやら違うらしい。「こう見えて実は……」なポイントが、印象を左右する模様だ。
【写真9点】「冬のブラックコーデを攻略した3人」の詳細を写真でチェック① オール黒かと思ったら、縁の下のダークネイビー

カーディガン=ルメール Tシャツ=メゾン マルジェラ パンツ=ドリス ヴァン ノッテン シューズ=オーラリー 腕時計=オシアナス
▶︎菊池さんのスナップをすべて見る菊池陽之介さん(45歳)クール、洗練。オールブラックがもたらす恩恵は多く、あらゆるシーンにおいてポジティブにはたらくことが多い。とはいえ黒特有の緊張感があるのも事実。どこかでコーディネイトを“弛緩”させたい。
スタイリストの菊池陽之介さんは、カーディンガンのインナーをダークネイビーにすることで、それを実践。ほんのりとマイルドに仕上げている。
さらに、同系色を選んだ腕時計。

清々しい文字盤の腕時計が軽やかな印象を演出している。その色を拾うかのごとく、顔まわりにはペールブルーのアイウェアも。色を散らさず、黒をマイルドに。
それに、ゆとりのあるシルエットがひと役買っているのも事実である。
2/3