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2025.05.16

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海に優しい「ディーゼル」のデニム。海洋ゴミの再生に取り組むリングスター 唐金祐太さんが着る

リングスター 取締役 唐金祐太さん。デニム4万6200円/ディーゼル (ディーゼル ジャパン 0120-55-1978)、コート8万4700円/ディーベック(グローブライト 0120-506-204)、カットソー2万900円/RHC(RHC ロンハーマン 0120-008-752)、スニーカー1万9800円/ニューバランス(ニューバランスジャパン 0120-85-7120)、サングラス4万4000円/イエローズプラス(グローブスペックス ストア 03-5459-8377)

リングスター 取締役 唐金祐太さん。デニム4万6200円/ディーゼル(ディーゼル ジャパン 0120-55-1978)、コート8万4700円/ディーベック(グローブライト 0120-506-204)、カットソー2万900円/RHC(RHC ロンハーマン 0120-008-752)、スニーカー1万9800円/ニューバランス(ニューバランスジャパン 0120-85-7120)、サングラス4万4000円/イエローズプラス(グローブスペックス ストア 03-5459-8377)


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海洋汚染にはさまざまな要因があるが、そのひとつがプラスチックゴミだ。生分解されないプラスチックは海岸に打ち上げられ、砕けてマイクロプラスチックとなり、海洋生物や人間に影響を与える。

そんな海洋プラスチックゴミの再生に取り組むのが、奈良県生駒市のプラスチック製品メーカー、リングスター取締役の唐金祐太さんだ。

「2022年9月に対馬へのスタディツアーに参加したのですが、そこには想像を絶する光景が広がっていました。漂着したゴミで海岸が埋め尽くされていたのです。

その数量は年間3万トン超で、60%以上がプラスチック。それを子供たちがボランティアで拾っていたのです。その姿を見て、プラスチックを扱う企業の責任として、なんとかしなければと痛感したのです」。
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そんな衝撃的体験をした唐金さんは悲惨な海の現状を変えるべく、まずはプラスチックゴミの再生に着手。だが、技術者は難色を示したという。

「プラスチックは再生すると分子構造が破壊され、耐久性が出せません。しかも種類が多く、それぞれ分子構造が異なるので、混ぜ合わせることもできない。

そして海から漂着したプラスチックは汚れており、塩分も含まれ、太陽光で劣化している。ゆえに再生材として使うのは難しいと、私も思っていました。

しかし、これまで埋め立てるしかなかったプラゴミだからこそ、再生する意味があると思ったのです」。
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