日本の伝統美を取り入れた特別なインテリアデザイン
電動センターコンソールを後ろに下げた状態
続いては、インテリアデザインについてご紹介します。特に目を引くのが、電動センターコンソールボックスです。
高級感の漂う幅広の電動センターコンソールボックスは、ドライバーのポジションに合わせて前後に最大150mmスライドが可能です。これにより、運転席から助手席へスムーズに移動したい場面でも、簡単に後方へスライドできます。この便利さも魅力ですね。
電動センターコンソールをいちばん前に出した状態
さらに、このセンターコンソールには、新デザインの電制シフトやドライブモードの切り替えが可能なハプティクススイッチが配置されています。これらのスイッチはコンソールと一体化した美しいデザインで、見た目の洗練さも際立ちます。
こうした機能は、直感的で快適な操作性を提供するだけでなく、インテリア全体の上質な雰囲気をさらに引き立てています。アリアならではの唯一無二の洗練感と特別感を備えたインテリアは、オーナーに誇りと満足感をもたらすことでしょう。
NISMOモデルは、モータースポーツの息吹を感じさせる内外装が大きな魅力ですが、一方でB6やB9グレードは、日本の美を体現したような内装が特長的です。
たとえば、フロアマット(B6・B9)には日本庭園の枯山水を思わせる曲線や円を描いたデザインが施され、その繊細さが室内空間をより印象的に演出しています。
また、標準グレードだけでなく、アリア NISMOにも引き継がれている伝統の要素として、足元を優しく照らすライトに日本の伝統技法「組子模様」を採用している点が挙げられます。
木工細工を思わせる複雑で美しい幾何学模様は、フロントシールドや室内各所にも配され、車両全体に一貫したデザインテーマを与えています。このモダンでシンプルな雰囲気と、日本の伝統美の融合は、アリアならではの特別な空間を生み出しているのです。
先進的なEVでありながら、日本の美意識を随所に感じられるその巧みな工夫は、乗る人の心を躍らせます。
複数の魅力が絶妙に重なり合うアリアの魅力は、きっとオーシャンズの読者の皆さまともマリアージュすることでしょう。
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