エントリー No.06 「レクサス」のLBX

「コンパクトラグジュアリー」を謳うレクサスの意欲作。車はデカければデカいほうが高級という先入観とヒエラルキーを打ち破るべくリリースされた。
LBXはグレードが、「Elegant」「Cool」「Relax」「Bespoke Build」にわかれているところも面白い。それぞれの言葉どおりのイメージがインテリアで表現され、Bespoke Buildはオーダーメイドで自分だけの一台に仕上げることができる。
走りはスポーティな印象だが、“かっ飛ばす”というより、気持ち良く流したくなる感覚。
内外装の質感や走行性能が高く、丁寧に造り込まれたLBXはまさに今の時代に合致したラグジュアリーと言えそうだ。
エントリー No.07 「BYD」のシール

最近、街で多く見かけるようになった電気自動車専用ブランド「BYD」。シールはスポーツセダンと言われるカテゴリーに属する車だ。
電気自動車特有の加速感や静粛性はもちろん素晴らしいのだが、インテリアの作りも含め、「これがこの価格で!?」と価格設定にまず驚く。
90°回転するタッチスクリーンや開放的なガラスルーフ、後席にゆとりがある広々設計など、乗れば乗るほど「いいな!」と思えるポイントが出てくる車だ。
満充電での航続距離も約640kmと申し分なし。BYDは輸入車だが、ウインカーが日本車と同じ右側にあったりと、操作系に親和性が高く運転しやすいのも特徴。
5/6