③ アジを“枯れ”に見せないためのチョイス
ジャケット=アーバンリサーチ スウェット=古着 パンツ=ナイジェルケーボン シューズ=フットモンキー 眼鏡=ジュリアスタートオプティカル バッグ=マンハッタンポーテージ 腕時計=オメガ
▶︎小笠原さんのスナップをすべて見る 小笠原洋平さん(40歳) どこかカバーオールにも似たレザーアウターを採用。それにより、非ライダーズではあるものの、武骨さはしっかり残されている。しかも、旨味はそれだけではない。
鮮やかな赤とカレッジフォントが印象的な古着のスウェット、ヴィンテージマニアでもあるデザイナーが作ったパンツ、シブ味のある腕時計、履き慣れた感が浮き彫りとなったシューズ。実にシブいチョイスだが、場合によっては野暮にも映りそうな面々でもある。
だがそれらと息を合わせながらキリッとした印象に仕上げたのがアウターの功。古着好きな大人たちにとっては救いの手となるかも。
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“革ジャン=ライダーズ”。まずはそのステレオタイプ的思考から脱却を図りたい。そして、目の前に広がった新たな選択肢に目を向けてみよう。そうすれば、革ジャンの着こなしがもっと楽しくなるはずだ。