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すべての写真を見る 人の数だけ、主張がある、理想がある。男の名刺代わりとなる腕時計は、その象徴的存在だろう。
ここでは普遍の魅力を放つ、“タイムレス”デザインの名作を紹介。
どんな時代においても変わることのない信念が、そっと腕元で寄り添ってくれるはずだ。
トクベツなダイヤルで日本古来の藍色を表現
世界限定100本。SSケース、42mm径、自動巻き。258万5000円/ジラール・ペルゴ(ソーウインド ジャパン 03-5211-1791)
「ジラール・ペルゴ/ロレアート 藍色 ジャパン リミテッド エディション」ラグスポの草分け的存在は、1975年登場の初代から主たるデザインコードを変えず。スイスと日本の国交樹立160周年を祝うこの最新作では、繊細なギョーシェ仕上げのダイヤルを静謐なグラン・フーエナメルで彩った。
イメージしたのは日本に根付く、深き藍色である。
細部からほのめかす最高峰たる所以
PTケース、38mm径、自動巻き。601万7000円/ブレゲ(ブレゲ ブティック銀座 03-6254-7211)
「ブレゲ/クラシック 5177」ブレゲが最高峰である理由。それは積み重ねた歴史であり、デザインを支え続ける技術、信念であろう。グラン・フーエナメルのブラックダイヤルで漆黒の夜を表現した本作においても、そのすごみはそこかしこに。
プラチナであしらうブレゲ針、同じくプラチナ製のブレゲ数字インデックスは、星のように輝く。
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