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「乗り心地がとてもライトになった!」快適さが増したドライブフィール



アンリミテッド スポーツの内装は必要にして十分。優しい手触りのファブリックシートに座った山本さんは、早速コクピットのインプレッションを開始。

「乗用車はもちろん、一般的なSUVよりもはるかに高いところからの目線は、まさにラングラーならではの強みです。僕は街乗りがほとんどですが、交差点の右左折のときも細い路地の走行中も先を見通せるので、とても楽。そして、このフリーダムトップは、開放感があって気持ちいいですね」。

運転席&助手席のルーフはそれぞれ前2カ所、横1カ所、後ろ1カ所のレバーを外せば、頭上がまるまる解放されてオープン感覚で走ることができるのだ。いよいよシートベルトを締め、駐車場を出発。走り始めた山本さんは、新型ラングラーの走りに衝撃を受ける。

17インチ オールテレインタイヤは街中も高速道路もしごく軽快かつ快適。スクエアなボディにも関わらず風切り音も低めなので、走行中の車内はいたって静かだ。9スピーカーシステムならではの極上の音楽(サウンド)を満喫できる。


「アクセルを踏んだときの加速が気持ちいいですね〜。車線変更や交差点を曲がるときのハンドリングも、ダイレクトな感じ。

先代の僕のサハラはもう少しずっしりとした感じ。それはそれでラングラーらしくて気に入っているんですけれど、新型のドライブフィールはすべてがライトかつスムーズですね。それに走行時は車内がとても静かなのに驚きました」。



旧型は3.6リットルV6エンジンが主力だったが、この新型ラングラーは272PSを発揮する2リットル直列4気筒エンジンを搭載。低速から中〜高速域まで力強く、滑らかに加速する。

しかも、エンジンがV6から軽量な直列4気筒になったおかげで前軸荷重が小さくなった(いわゆる“鼻が軽く”なった)ことと、そもそもラングラーは見た目よりも重心が低く前後重量配分も優れていることが、ドライブフィールを軽快にしている要因だろう。

それと、アンリミテッド スポーツに装着されている17インチのオールテレインタイヤも、乗り心地の良さと静粛性に貢献しているのは間違いない。



また、ラングラーはシフトセレクター脇のトランスファーレバーを操作すると、駆動モードを「2H」「4H AUTO」「4H PART TIME」「4L」の4つに切り替えることができる。

「走行中でもモードを替えることができるんですよね。でも、僕は街乗りがほとんどなので、2Hで十分。ただ、都内でも何年に1回かはドカ雪になるので、そのときは4H AUTOに切り替えています」。

駆動システムは電子制御式センターデフを備えた「セレクトラック フルタイム4×4」を採用。これはパートタイム4WDとフルタイム4WDを併せ持つシステムで、「4H AUTO」モードでは前後輪の駆動力を自動で可変分配する。

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