魅力③ ジュニアは楽しいスポーツカー! 現在のアルファロメオのラインアップの中で最小となる全長4173×全幅1781×全高1505mmのハッチバックスタイルで、最小回転半径は5.25m。
車両重量1590kgで、BEVにしては軽め。タイヤはミシュラン パイロットスポーツEVの225 / 40R20。20インチのホールには「クアドリフォリオ」がさりげなく施されている。
そして乗員を包み込むSabelt(サベルト)製のヘッドレスト一体型のスポーツシートを採用する。機械式のセルフロッキングディファレンシャルや、クラスで最もダイレクトなギア比、ワイドなトレッド、専用のマルチロールバー、スポーツサスペンション、ブレーキシステムなどの絶妙な味付けを、アルファロメオのスペシャルモデルを担当するチーフ・エンジニア、ドメニコ・バニャスコ氏が担当した。
試乗は、ペースカー付きで5台ずつがコースを走った。ちなみにこの日、会場にあったのはすべてBEVの高性能版「ジュニア エレットリカ ヴェローチェ」。54kWhのバッテリーを搭載し、280psのパワーと345Nmのトルクを発生。航続可能距離は33km。航続可能距離は360km(WLTCモード)。
ドライブモードの「ナチュラル」「ダイナミック」「アドバンスド・エフィシェンシー」をコンソールにあるスイッチで変えてみる。またDモードからBモードに変えると回生の強さが変わるうえ、さらに3つのドライブモードでもモードが変わる。
私は最後尾からほかの人たちがドライブする新型ジュニアの後ろ姿を見ながら走ったが、後ろ姿もなかなかカッコイイ。そして、コースが素晴らしい!楽しい!気持ちいい!
BEVの滑らかな加速と、小さなコーナーを次々とこなしていくハンドリングは爽快そのもの。正直、走りにおいてはすべてが期待以上だった。
アルファ ロメオの「ジュニア」はこの後も、まだまだ世間をざわつかせるような気がするゾ。
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