デニムのような時代に左右されない普遍的なアイテムは、オッサンにとって何かと心強い。とはいえ、頼りきりでは型通り=つまらない人と思われる危険性も……。
そんな中、街を見渡せば選び方や着こなし方にちょっとした工夫を施し、バージョンアップを試みているツワモノがいる。ここではその好例をご覧いただこう。
【写真9点】「王道デニムをクセ強で。」の詳細を写真でチェック ① 異端×正統、が“型通りな人”を回避するカギ
ジャケット=古着 シャツ=ランズエンド パンツ=オシュコシュ シューズ=チャーチ 帽子=アフターマス 眼鏡=アイシーユー バッグ=ブランクマグ
▶︎羽鳥さんのスナップをすべて見る 羽鳥広海さん(26歳) フライトジャケット風のアウターにインディゴブルーのデニム。まさに定石通りの組み合わせである。とはいえ、羽島さんの着こなしに既視感を覚える人は少ないだろう。
ご覧のようにポイントはデニムで、やや不自然な色ムラがとにかく新鮮だ。とはいえ、そんなイレギュラーともとれる選択に反し、足元は英国の名門靴、インナーは白シャツといたって真面目。そのアンビバレントな着こなしにこそデニム倦怠期を脱するコツがある。
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