「最近のハイブリット車に慣れている方だと『振動すごっ!』と感じるかもしれません。でもこういう武骨な車には、これぐらいがいい塩梅。サイドブレーキも今どき希少な“ザ・手動!”という感じで逆に信頼できますし」。
ところで今、かなりボコボコな道を走りましたが、あまり揺れなかったですね!
センターコンソールにある4WDモードのダイヤルとドライブモードスイッチ。4WDモードは4つあり、ダイヤル式セレクターで切り替え可能。「急勾配のオフロード試乗会では、デフロックを切り替えずとも優れた悪路走破性を体験できた」と安東さん。加えて、ノーマル、エコ、グラベル、スノーなど7通りのドライブモードを備える。
「揺れなかったわけではないですが、オンロードにおける乗り味は常に滑らかなんですよね」。
確かに。もっと荒い乗り味かと思っていました。
「見た目と違ってそういったニュアンスは皆無。これは忖度なんかではなくて、三菱は本当にすごい車を造ったと思いますよ。
トライトンは、格好良くて超本格的なオフローダーであると同時に、普段の街の買い物にも使えてしまう。きっちり造られた車って、大きかったとしても、実はほとんど不便を感じないものです」。
この存在感、都心のコンクリートジャングルにも映えますね。
「実際に目立っていますからね。僕はこの車で砂浜を走れる千里浜に行きたい。走ったあとも海水だけざっと取る感じに洗車して。そんな扱い方もキライじゃない!」。
もう大好きじゃないですか。
「はい。そういうラフな使い方が似合う、乗っているだけで冒険気分にさせてくれる。本当にいいですよ、トライトンは」。
OCEANS1月号「ときめきの買い物250」から抜粋。さらに読むなら本誌をチェック!