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世界5位というという輝かしい成果を成し遂げた

©WSL / Damien Poullenot

©WSL / Damien Poullenot


田岡なつみさんが世界5位という快挙を成し遂げた、今シーズンのWorld Surf League Longboard Championship Seriesは4戦で構成されています。

初戦の「Bioglan Bells Beach Longboard Classic」は7月18日から21日にオーストラリアで行われ、田岡さんは2位に輝き、キャリア最高の好スタートを切りました。

第2戦目は8月3日から6日にアメリカで開催された「Huntington Beach Longboard」で3位となり、続く9月27日から29日の第3戦「Abu Dhabi Longboard Classic」では初のアラブ首長国連邦での試合がウェーブプールで実施されました。厳しいフォーマットの中、見事に勝ち進み準々決勝へ進出しました。

第3戦終了時点で上位8位以内に入った選手だけが10月9日から13日にエルサルバドルで行われた最終戦「Surf City El Salvador Longboard Championship」に出場できる切符を田岡なつみさんは見事手に入れました。勝ち抜き戦形式の最終戦ではMatch2に出場し、1位にならないと次のラウンドに進むことが出来ない中、2位に終わり狙っていた世界チャンピオンには届きませんでしたが、今シーズンのWorld Surf League Longboard Championship Seriesで世界5位という結果を残しました。

初戦2位に輝いた田岡なつみ ©WSL / Cait Miers

初戦2位に輝いた田岡なつみ ©WSL / Cait Miers


ロングボードは身長よりはるかに長いため、コントロールが非常に難しくなります。また、海外のツアーでは波のサイズやパワーも強くなるため、サーフボードをコントロールするスキルと、波の強さに負けないパワーがより必要になります。

最低でも3本のボードを持参し、サーフボードが壊れてしまった時のバックアップとして、そして波のコンディションに合わせて使い分けなければなりません。

こうした厳しい環境で成績を残すには、サーフィン技術だけでなくメンタルの強さも必要です。2028年のロサンゼルスオリンピックではロングボードが種目として採用される可能性もあるため、引き続き注目していきたいですね。


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