ランクル250の第一印象は「ちょうどいい！」

ランドクルーザーという名前を聞くと、やはりオフローダーというイメージが強いからでしょうか……実際に車を目にしていなくても、どこか“頼もしさ”が伝わってくるような、独特の魅力が浮かんできます。

そして、普遍的な存在感と魅力が宿っているように思えます。



このクルマは単なる移動手段を超え、ファッションの一部としても楽しめるスタイリッシュな存在です。

それと同時に、強靭なポテンシャルを発揮してオフロードでの冒険に挑むこともできる。まさに、多様なシーンで個性を発揮できる懐の深い1台です。

使い方次第でさまざまな顔を見せてくれて、例えばタフな走りを求めて道なき道を走破するもよし、都会の街並みでその存在感を味わうもよし。ランドクルーザーには、そんな無限の可能性が詰まっています。



今回の試乗で抱いた第一印象は、「ちょうどいい！」というものでした。

一般的な感覚からは少し外れるかもしれませんが、身長1750mmの私が横に並んだときに、そのボディサイズの存在感がしっかりと伝わってくるのは、とても重要なポイントでした。

車両サイズは全長4925mm、全高1980mm、全幅1935mm。こうして数字で見ると、長さは5m、幅も2m近くあり、運転経験のある方のほうが安心してハンドルを握れるサイズかもしれません。



しかし、実際に運転席に座ってみると、想像以上に見晴らしが良く、心地良さを感じました。高い着座位置からの見下ろすような視界は、サイズ感を超えた「視界の広がり」を感じさせてくれます。

数値以上に、実際に体感することで掴める車両感覚があり、この感覚を手に入れられたら、不安なく運転を楽しむことができるはずです。