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住宅設備メーカーのLIXILが企画した、リフォームじゃない選択肢

「MIO SPACE」。“リビング”を下から支える車台はALKO製を採用。

「MIO SPACE」。“リビング”を下から支える車台はALKO製を採用。


まずは住宅設備機器の総合メーカーであるLIXILが企画し、国産キャンピングトレーラーを手掛けるKWORKS社が製造・販売する「MIO SPACE」。

車台こそ、安全性と走行性に定評のあるヨーロッパメーカーだが、そこに載せる“箱”は2社によるものだ。

ボディカラーは2種類ある。こちらは「インダストリアル」。

ボディカラーは2種類ある。こちらは「インダストリアル」。


サイズは全長4575×全幅2095×全高2465mmとコンパクトだから、1坪程度のスペースが庭にあれば置ける。

エクステリアは、トレーラーハウスというよりは、おしゃれな小屋。だから庭に置いておいても違和感がない。床のフローリングをはじめ内装もLIXILらしくリビングのような仕立てだ。

「インダストリアル」の床はフローリングになっている。

「インダストリアル」の床はフローリングになっている。


さらにバックドアを開けると、上部が庇に、下部が縁側になる。“縁側”と庭のウッドデッキを連動させれば、リビングから素足で行ける。

もうひとつのボディカラー「ナチュラルコンシャス」。

もうひとつのボディカラー「ナチュラルコンシャス」。


部屋である以上、収納式テーブルがあるし、エアコンも取り付けられる。もちろんシンクは完備。

だからリモートワークにも使えて、庭で子供たちを遊ばせた際やバーベキューパーティでは休憩スペースとしても重宝するはずだ。

まるで海沿いの別荘に宿泊した感覚になれそう。

まるで海沿いの別荘に宿泊した感覚になれそう。


当然、週末に愛車でけん引(要けん引免許)していけば、旅先でベース基地になる。いや、基地というより、大自然の中に建てられた“リビング”だ。

朝目覚めてバックドアを開けると、“リビング”の目の前には昨日とは違う美しい景色が広がる、なんて生活も可能だ。

けん引免許が必要。

けん引免許が必要。


同社は「増築や改築とは異なる新しい住まいのアップデートの選択肢」だとしているが、確かにリフォームせずに使い勝手のいい“どこでもリビング”を追加するのは、賢い選択かもしれない。


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