日本では見られない運転支援機能も
ドアを開けてみても、ニューモデルらしくディスプレイが2つ並ぶ洗練されたインパネが魅惑的だ。
インパネ中央のディスプレイにはGoogleがビルトインされていて、Googleマップをはじめさまざまなアプリを使うことができる。
中央のディスプレイはタッチパネル式。64色ある車内アンビエントライトの色もここでスライダーを操作して選ぶ。
もちろんドライブだって最新の“NISSAN”スタイルだ。
全方位運転支援システム(現地名は「セーフティシールド360」)は全車に標準装備され、高速道路での運転が楽になる2種類のプロパイロットや、駐車の際などに自車を真俯瞰で見られる「アラウンドビューモニター」など、日本の最新日産車でお馴染みの機能が用意されている。
さらに北米のSUVモデルには順次採用されている、ボンネット下があたかも透けてみえるかのような「インビジブル フードビュー」もある。我々が知っているムラーノからは、経年相応に、格段に進化しているというわけだ。
アリア同様、パネルに溶け込んで見えるエアコンのタッチ式スイッチが採用されている。
北米で搭載されるエンジンは2Lターボエンジン。これに9速ATが組み合わされ、2WDのほか4WDもラインナップされるという。
発売は2025年初頭とアナウンスされ、それまでに価格も発表される予定。
振り返れば、現在日本の日産のSUVにはエクストレイルとキックス、BEV(電気自動車)のアリアというラインナップ。対してアメリカでは、日産ブランドだけでも6車種、さらにインフィニティブランドで4車種もある。
シフトレバーはなく、代わりにシフトスイッチが横一列に並ぶ。
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