パイオニアである「スペーシアギア」は、2代目へ進化
スズキ「スペーシアギア」。フロントとリアにスキッドプレートが備わるなど、SUVテイスト満載。
SUVルック軽という新ジャンルを切り拓いたのは、やはり2018年12月に登場した初代「スペーシアギア」だろう。自ら開拓した市場が激戦地となった今年9月、その2代目が「待たせたな」と言わんばかりに登場した。
名前の通り、ベースは同社のスーパーハイトワゴン「スペーシア」。とはいえ、ベースのスペーシアにはない丸目のヘッドライトが採用されたのは初代も2代目も同じ。
タフそうな黒バンパーなどとともに、丸目はスペーシアギアのキャラクターアイテムになっているようだ。
インパネはブラックとカーキグリーンが基本色。
そんなスペーシアギアの大きな特徴は、あったらいいな、という“アイデア商品”を満載していること。
後席に備わる「マルチユースフラップ」は、オットマンにも座面に荷物を置いたときのストッパーにもなる優れものだ。
写真のようにオットマンにもなり、荷物を置いたときは座面から落ちないようストッパとしても使えるマルチユースフラップ。
また、初代同様エアコンの風を広い車内に届けるサーキュレーターが天井に備わるから後席でも暑くない&寒くないし、寒い時季に意外と助かるステアリングヒーターも備わっている。
もちろん、同社が初代「ワゴンR」から連綿と続けている“助手席下バケツ”は汚れた物や、洗車グッズを入れておくのに便利だ。
後席背もたれとラゲッジ床は、水や汚れに強い樹脂製。
つまり、“スズキがギュッと詰まった”SUVルック軽ってこと。ママ1人での買い物から、休日の子供を乗せてのお出かけまで、さまざまな使い方に対応してくれる。
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