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2024.11.01

ファッション

エルメスの傑作「クロシェット」がメゾンを象徴する素材で再登場!秋の装いのアクセントに

革紐の長さは105cm、クロシェット(鐘状のカバー)のサイズはH8×W7.8cmとなる。ネックレス13万2000円、ニット30万5800円/エルメス(エルメスジャポン 03-3569-3300)

革紐の長さは105cm、クロシェット(鐘状のカバー)のサイズはH8×W7.8cm。ネックレス13万2000円、ニット30万5800円/エルメス(エルメスジャポン 03-3569-3300)


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エルメスと聞いて何を思い浮かべるだろうか。

精密なプリントのシルクスカーフ「カレ」や、錨をモチーフにしたブレスレット「シェーヌ・ダンクル」。ウォレットやカードケースなどのレザーグッズ。近年の話題作「Apple Watch Hermès」も捨てがたい。

そんなふうに我々が思い出す名品のひとつに、この「クロシェット」がある。フランス語で鐘を意味する名前のネックレスだ。

メゾンのバッグに付属するキーケースがデザインの着想源。ゆえに鐘状のカバーの中には2重リングが2つ収まり、キーホルダーとして使用できる構造になっている。

マルタン・マルジェラがデザイナーとして就任した直後の、1998年に登場。発売当初より大きな話題を呼び、今なお高い人気を誇るスモールレザーグッズの傑作である。

写真のように装いのアクセントとして使ってもいいし、あえてシャツなどの内側に忍ばせて、革紐をちらりと覗かせるのもありだろう。

シンプルかつエスプリの効いた小物として、多くのファンを魅了してきたアイテムなのだ。

そんな「クロシェット」に今季はエルメスの伝統的なレザーのひとつ、黒のボックスカーフを使用したモデルが登場した。使い込むほどに味わいと愛着の増す、メゾンを象徴する素材である。

再び巡り合えたこの機会、ぜひお見逃しなく。


OCEANS12月号「アウターどうする?」から抜粋。さらに読むなら本誌をチェック


清水健吾=写真 来田拓也=スタイリング 加瀬友重=文

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