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実は歴史ある7代目パトロール



かつてランクルと競い合っていたサファリは、市場の縮小に伴い2007年に日本から撤退。以降は中東やアメリカで子孫が活躍している。

日産の新型パトロールは、ランクルと同じく、世界中の人々に悪路を渡りきれる安心感を与えるメイド・イン・ジャパンの車なのだ。

対向車等を検知するとハイビームの照射範囲を自動で切り替えるアダプティブドライビングビームを搭載。

対向車等を検知するとハイビームの照射範囲を自動で切り替えるアダプティブドライビングビームを搭載。


サファリの末裔、と書いたが実はパトロールのほうが先に生まれている。トヨタ ジープBJ型(ランクルの祖)らとともに警察予備隊(後の自衛隊)に採用されるべく開発されたが、ご存知の通り、その座を射止めたのは三菱ジープ。

代わりにパトロールは警察や消防などに採用され、やがて中東やアメリカ、オーストラリアなどにも販路を広げていく。

全長約5.4m×全幅約2.4m×全高約1.9mと、ランクル300よりもグンと大きいサイズ。

全長約5.4m×全幅約2.4m×全高約1.9mと、ランクル300よりもグンと大きいサイズ。


そして1980年に誕生した3代目パトロールが、日本ではサファリとしてデビューすることになる。ちょうどランクル60が登場した年だ。

その後サファリは3代続き、2007年に販売を終了。一方、海外で展開されているパトロールは2010年に6代目へと切り替わり、冒頭の通り、約14年ぶりのフルモデルチェンジで7代目となった。

バックドアはもちろんハンズフリーで開閉できる。

バックドアはもちろんハンズフリーで開閉できる。



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