K18PGケース、縦45×横32mm、自動巻き。517万円/フランク ミュラー(フランク ミュラー ウォッチランド東京 03-3549-1949)
今は特に狙いを定めている時計はないという。しかし、哲学やカルチャーを感じられる時計があれば欲しいという橋本さんに、今回提案したのはフランク ミュラーの「トノウ カーベックス クレイジー アワーズ」。
曲線が美しいケースデザインは、1986年にイタリア人顧客の婦人の依頼から生まれたもの。ランダムに配置された数字インデックスに瞬時に時針がジャンプして時を示すクレイジー アワーズを採用。
“時の哲学者”と呼ばれる天才時計師、フランク・ミュラー氏のこだわりが詰まった一本だ。
「ランダムに配置された型破りなインデックスが目を引きますね。『人生は決められたものではなく自分自身で決めることができる』というポジティブなメッセージにもグッときます。
ケース幅が小ぶりなので存在感がありすぎず、腕元に馴染むのも気に入りました」。
実は橋本さん、約20年前にフランク ミュラーの時計を購入し、日常使いはしていないものの、今でも大切に保管し、ドレスアップする特別な場面で着けているという。
「購入したときはこんなに自分にフィットするブランドとは知りませんでしたが、自然と惹かれるものがあったんでしょうね。
最近ドレスアップする機会が減ってなかなか着けられていなかったですが、また愛用したくなりました」。
カラーズ 代表取締役 橋本宗樹さん●2000年にカラーズを設立後、マツキヨココカラ&カンパニーのプライベートブランドであるアルジェランや自社ブランドのザ パブリック オーガニックを立ち上げる。日本のマスマーケットにおけるオーガニック・ナチュラルコスメのパイオニア。